こんにちは!今回のブログは平賀が担当させていただきます。この間の雪は本当にすごかったですね⛄️あんなにたくさん雪かきをするのは久しぶりでした!あっという間に2月も終わり、春になりますね。暖かくなるのが今から楽しみです☺️
さて今回はワンちゃんのワクチンについてお話しようと思います。ワクチンはワンちゃんを感染症から守るために重要な役割を果たします。ワンちゃんは多くの感染症にかかる可能性があり、これらの感染症は命に関わることもありますが、ワクチン接種によって予防することができます。どの感染症も、死亡率や感染率が高い病気です。当院では5種と7種の混合ワクチンを取り扱っております。5種の混合ワクチンには、犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、アデノウイルス1型感染症(犬伝染性肝炎)、アデノウイルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)、パラインフルエンザ感染症の5つの病気を予防することが出来ます。犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、アデノウイルス感染症に対するワクチンは、感染率と感染後の致死率の高さからすべてのワンちゃんへの接種が推奨されています。7種の混合ワクチンには、5種混合ワクチンで予防できる病気に加えてレプトスピラ感染症イクテロへモラジー型およびレプトスピラ感染症カニコーラ型の2つが予防できます。
5種と7種のワクチンの違いでは、レプトスピラ症への対するワクチンが入っているかいないかです。レプトスピラ症は人にも感染する人獣共通感染症であり、レプトスピラはネズミなどの齧歯類をはじめとする野生動物の尿に含まれます。その尿に汚染された土や水に接触した動物が感染することが多いとされています。キャンプや川など自然の多い場所でのアウトドアにワンちゃんも一緒に連れていかれる場合には7種混合ワクチンを接種することをおすすめしております。※狂犬病ワクチンは狂犬病予防法という法律によって毎年の接種が義務付けられています。
もちろん治療で治せる感染症もありますが、一度感染すると、動物にも飼い主様にも大きな負担をかけてしまいます。
その負担を軽減するためにも、やはりワクチンでの予防が大切です。
通常、ワンちゃんは子犬の時期に初回のワクチン接種を受け、その後、定期的に追加のワクチンを接種することで、免疫を維持します。
ワクチン接種は、ワンちゃんの健康を守り、他のワンちゃんや人々への感染拡大を防ぐためにも非常に重要となっています。定期的な接種と健康チェックで大切な愛犬の健康を守りましょう!!✨️
来月1日よりフィラリア予防が始まります!
注射タイプの方は3月から飲み薬タイプの方は4月から検査が可能です。予防シーズンは混み合うことが予想されるため、ご予約をおすすめしております。ご予約は2週間先までお受けできます^^