こんにちは
今月のブログは、重川が担当いたします。
本格的に寒くなって来ましたね。
外に出ると肌に感じる風の冷たさに「冬だな〜」と思うことが増えてきました。
今年は雪、どれくらい降るのでしょうか。
早いもので今年も残すところ約1ヶ月。
当院は12/31(火)〜1/3(金)にお正月休みをいただいております。
年明けは混雑も予想されますし、ご飯やお薬はいつもより少し余裕をもって多めに持っておいていただくのが良いと思います^ ^
(お薬の上限は普段は1ヶ月分ですが、年末年始は調整可能ですのでご相談ください♪)
(ご飯やお薬の会社さんもクリスマスあたりから続々とお休みに入られますので、早めにご注文お願いいたします)
話は変わりまして、ただいま、当院は3頭の可愛い子猫ちゃんを新潟市動物愛護センターから預かっております♪
おそらくみんな男の子(もう少し大きくなったら確定できると思います!)の3兄弟です^ ^
みんなでプロレスをしたりケージによじ登ってみたりご飯に夢中になってたかと思えば突然ウトウトしたり…
みんなとっても愛らしい子です!!
飼い主様を募集しておりますので、気になっていただけた方は是非ご連絡をください^ ^
(11/30追記 : 3頭とも無事飼い主様が決まりました!!ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!)
さて、最後にごはんのお話をしようと思います。
療法食にて管理が必要な子は、ご飯の指定が院長からあると思いますが、
現在特にご飯の制限がない子に関しては、小さいころからずっと同じフードを与えている飼い主様もいると思います。
「ベビー用、シニア用など、年齢別にさまざまな商品が売っているけど、中身は何が違うの?」
と疑問を抱いている方もいらっしゃると思いますので、今回は、①成長期②成犬・成猫期③高齢期のごはんに分けて、どんな栄養素がどんな働きをしているのかお伝えしようと思います^ ^
①成長期
⭐︎抗酸化成分を含むビタミンEやC
→免疫細胞の酸化を防ぎ、健やかに成長できるよう健康維持をサポートしてくれます
⭐︎DHA
→脳の発達をサポートして、学習能力の向上を助けてくれます
②成犬・成猫期
⭐︎低カロリー設計
→成長期のご飯はカロリーが高いのでそのままあげ続けると肥満の原因となります
⭐︎ミネラルバランスの調整
→偏った栄養バランスの食事でミネラルの過剰摂取となると、尿結石が形成されるリスクが高まります
→また、高齢になると気になってくる心臓や腎臓などにも、ミネラルバランスのとれたご飯を若いうちから食べてもらうことによって負担を抑えてくれます
⭐︎歯周病予防
→粒の形が工夫してあったり、歯垢がつきにくくなる成分が配合されていたりします
③高齢期
⭐︎オメガ3脂肪酸配合
→抗炎症作用をもつオメガ3脂肪酸は、高齢になると不安がでてくる関節や脳機能など、多岐に渡り全身をサポートしてくれます
⭐︎タンパク質調整
→心臓や腎臓に負担が気になるタンパク質ですが、タンパク質は身体を健やかに保つ大事な栄養素ですので、バランスが大切です
ほんのごく一部を紹介しましたが…それぞれの年齢に合わせたご飯は、必要な栄養素が微調整されて作られていますので、
年齢に合わせたごはんをあげることをオススメします^ ^
当院にもごはんのサンプルがございますので、いつでもお声がけください!